こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

就職活動の思い出 その1

有効求人倍率がバブル期を超えたそうです。

日本経済新聞

 

わたしが就職活動したのは2009年ごろでした。ちょうどリーマンショックが直撃した頃でした。その頃のニュースといえば年越派遣村とかがニュースになっていて、景気が悪いというニュースばかりが報道されていたような気がします。特にやりたい仕事などなかったわたしは、とりあえず営業を志望していました。大学3年生の1月から三月に大企業の面接がありました。で四月以降に中小企業の採用活動が始まります。大企業の面接には箸にも棒にもかかりませんでした。見た目もぱっとしないので、面接にうかりませんでした。そのくせ、会社を選り好みしていました。会社の雰囲気とかが悪かったりすると、もういいです。と企業見学の時に帰ったりしていました。なんといいますか、ブラック企業なんだろうなあと思って、途中で帰ってきました。選べる立場か!というツッコミがありますが、会社の壁に社長の言葉みたいなのがやたらと貼ってあったりして怖かったです。あと働いている人たちから生気を感じられなかったというのもあります。あの時、もし面接してそのままブラック企業に入社していたらと思うと恐ろしいですね。

 

7月くらいにある商社の最終面接まで進みます。しかし、アウアウとした態度で面接してしまったのでアウトになってしまいました。一週間後、その商社から封筒が届きました。採用通知かなと思ったのですが、履歴書が帰ってきただけでした。不採用でした。初めて会社に不採用にされて泣きました。泣いたショックで友達に電話しました。当時、お台場にガンダムが立っていたのでそれを見に行こうと誘ったのでした。ちょうどコミケもやっていました。初めてコミケに行きました。なんかいろいろあって楽しかったです。コミケコミケで楽しんだし、ガンダムも観れたので満足でした。で、また一から就職活動を頑張るかと思ったのでした。つづく。

 

お読み頂いてありがとうございました。

 

 

 

電話

仕事をしていると、取引先に電話しないといけないことがある。わたしはこの電話がすごく苦手だ。電話をしていると幻聴が聞こえてくることがあるからだ。わかっている。統合失調症によるものだとわかってはいるのだけれども、精神的に追い詰めらてしまう。

 

今は小声で幻聴が聞こえてくるが、昔は大声で幻聴が聞こえてきた。その幻聴はひどく怒っている時もあれば、嘲笑しているようなことがあった。

 

怖くなって電話をかけることができなくなった。電話することに恐怖心を抱いたわたしは、メールによるやりとりを中心に仕事をしていた。しかし、メールのみのやりとりでは限界があった。すぐに行き詰まった。メールで伝えられることには限界があって、わからないことがあってもメールだけだと詳細が伝わらず、満足な回答が得られないことがあった。メールだと後で返せばいいやと思われてしまい、レスポンスが遅いことがある。仕事で期限がある場合、メールだけだと後回しにされて、メールを返してもらえないことがある。なのでメールをして、電話をするほうが無難である。

 

仕事をしていく上で、他人に依頼することが少なからずあると思う。その時にメールだけで依頼するとやってくれないことがある。電話による確認をとることで確実にやってくれる。電話はとっても大事だが、わたしは苦手だ。今日はそんな話です。

 

お読み頂いてありがとうございました。

苦手な人たち

苦手な人たちがいる。私の悪口を言っていた人たちだ。厳密にいうと悪口というのは幻聴のことだ。幻聴は知っている人の声で聞こえてきた。幻聴の内容は、私を非難したり嘲笑するものなどが聞こえてきた。それに対して私は何もしなかった。まぁ、何もしなかったから今があるのだけれども。もし、幻聴に対して何かアクションをしていたら、社会復帰はまだできていなかった。おとなしくしていたからこそ今がある。

 

今では幻聴は聞こえなくなっている。しかし幻聴で私の悪口を言っていた人たちはなくなったわけではない。その人たちと話すこと(仕事で)は、少し緊張する。また何か言われるんじゃないかと不安になる。仕事なので仕方がない。

 

悪口を言っていた人たちと仲良くしようとは思わない。しかし、仕事が絡む以上、話さないといけない。必要最低限の挨拶くらいしかできない。悪口が統合失調症のものだったとしても、あんなに悪口を言われていた。

 

ある程度、自分の中で折り合いをつけないと前に進めないことはわかっている。悪口を言われていた過去ばかり気にしている。いつの日か前を向けるようにしていきたい。

 

悪口を言っていた人たちに対して怒りとかムカついているといった感情はない。ただただ怖いのだ。悪口を言われてなにか言われているんじゃないかと思ってしまう。会社の広いフロアで遠くから声が聞こえてきた。今はフロアが少し狭くなったので遠くから悪口が響いてくる感覚はなくなった。遠くから複数人で私の悪口をいって嘲笑しているのが聞こえてきた。思い出すだけで涙が出てくる。哀しい出来事だった。今はなんとか社会復帰してフルタイムで働くまで回復した。昔のことなど気にしたって仕方がない。今が大事なのだ。未来に向かって生きていく。

東京

今は統合失調症の症状はほとんどない。しかし、たまにおかしくなることがある。焦燥感みたいなものを感じることがある。悪口とかも聞こえてこなくなった。環境が変わったからかもしれない。前は違う場所で働いていたのだが、今年の4月から東京で働いている。前の場所は北関東にあり、神奈川に住んでいる私にとっては毎日の通勤が辛かった。通勤に2時間もかかっていた。始発でいって終点で降りるということをやっていた。終点でお尻がいたくて仕方がなかった。今年の4月から東京になった。北関東の頃は、通勤中に統合失調症だった頃の記憶がフラッシュバックして、会社に行かなくなることがあった。記憶は、周りから悪口を言われていた頃の記憶である。みんなから嫌われていると思い込んでいたので、他者とのコミュニケーションがとれなかった。挨拶するのもできなかった。悪口を言われる気がしたから。

 

職場が東京になってから悪口が聞こえなくなった。陰口は知らないけど。東京になって変わったことは、①通勤時間が半分になった。②会社が東京なので帰りに寄り道することができるようになった。③キレイなオフィスになった。まぁおおまかにいうとこんなところかなあ。兎に角、東京になってから調子は良くなってきている。

 

東京には楽しいところがたくさんある。最近はブックカフェ巡りをしている。買った本と美味しいコーヒーがあれば何にもいらない。こないだ、あるブックカフェにいったら、キレイなお姉さんがビールを飲みながら本を読んでいた。かっこいいな、と思ったのだが、私は服用している薬とアルコールは相性が悪いので、ビールを頼むのはやめた次第です。いつか病気がなおったらビールを飲みながら本を読みたい。

 

今日はどこに寄り道をしようか。東京には、楽しい場所がたくさんある。友達や恋人がいなくたってひとりで楽しめる。そんなことを考えている。

転職活動

今日は昨日と比べるとだいぶ楽だ。資料の印刷を頼まれたり、資料データの整理を頼まれている。昨日はなんだったのだろうか。めちゃくちゃ働いていた。仕事は楽な方がいい。できればイージーに生きていきたい。今の会社はどちらかと言えばゆるい会社なので助かっている。どの辺がゆるいのかというと、休暇がとりやすいのと、遅刻、早退といったことにも理由があれば寛容なところだ。当然のことながら休暇、遅刻早退すると給料は減るけど。どちらかというと今の職場はホワイト企業なので、ワークライフバランスはとれている会社だと思う。

 

転職を考えたことがある。2年前に統合失調症を発症したころだ。周囲から幻聴が聞こえてきて、会社のみんなから嫌われていると思い込んで転職を検討した。リクナビとかマイナビを利用した。人間関係がいやで転職しようかと思った。幻聴の悪口を信じ込んでいた。で、リクナビとかマイナビではロクな求人がなかった。世の中の末端みたいな求人しかなかった。いわゆるブラック企業みたいのが多かった。スカウトという制度もあるみたいだが、ブラック企業しかスカウトしてくれなかった。ブラック企業しか求人がないのは、べつにリクナビとかマイナビのせいではなくて、私のスペックが悪いからだ。もっといい大学に入っていないと転職は上手くいかないのかもしれない。

 

それからしばらくして、転職サイトを見なくなり、俺の転職活動は終わった。結局、今の会社のままでいることがベストだということがわかった。転職は簡単なことではない。勢いに任せて転職活動をしていたら、ひょっとしたらブラック企業に入っていたのかもしれない。一番の懸念事項だった人間関係だが、病気の治療によって解決した。周囲から嫌われていてどうしょうかとひどく悩んでいたが、病気によるものだということがわかってきた。

 

時間が解決することもあるのだ。あるがままに。なるようになるさ。

仕事がいっぱい

今、とっても忙しい。やっと昼休みだ。仕事がいっぱいだ。ひとつ仕事を終わらせてもまたひとつ仕事が頼まれる。病気になって簡単な仕事ばかり頼まれていたのだが、ここへ来て一気に忙しさのレベルが上がった気がする。まるで普通の社員と同じように仕事をしている。まぁ普通の社員なんだけど。なんだろう、この会社ってこんなに仕事があったっけ。次から次へ仕事が舞い込んでくる(;´д`)疲れた。働きたくない。でも働くのをやめてしまうと収入がなくなってしまうので、今はやめておきます。

 

どんな仕事をしているかというと、ひたすら書類を作っている。こんな書類など誰がみるのだろうか。書類ばかりを作っていると、ふとこんなことを思ってしまう。ひょっとしたら誰の目にもとまらない書類を作っている俺はなんなんだろう。でもまぁ、給料の為だ。仕方がない。

 

仕事が任されるということは、病気が治ってきたと思われているのかもしれない。精神病は、見た目じゃわからないから、なかなか理解されずらい。自分の感覚としては、まだまだ治っていない。周りのことが気になって仕方がないことがある。昔と比べると良くはなっているのだが…

 

甘えていると言えば甘えている。でも、仕事なんて楽な方がいいじゃないか。仕事が楽しいという感覚はない。新入社員だった頃は、仕事が上手くいくと嬉しいという気持ちがあったのだけれども。

 

今が頑張り時なのかもしれない。今の仕事をこなすことで、今後が楽になるのかもしれない。というわけで、午後も仕事を頑張ります。

ノンアルコール

ノンアルコールワインを買ってみた。正確に言うとワインではなくノンアルコールシードルである。シードルというのは、りんご酒のことだ。ノンアルコールのりんご酒ってただのリンゴジュースじゃんと思ったそこのあなた、正解です。三ツ矢サイダーのりんご味って感じでした。アルコールも入っていないのでグビグビ飲んでしまいました。この飲み物を買うときにお店のソムリエっぽい方にオススメの肴をレコメンドされました。ブルーチーズをレコメンドされました。このブルーチーズなんですが美味しいか美味しくないかというと、非常に評価に困る逸材でありまして、好きな人は好きな味なんだろうな〜という感じがしました。私にとってはあんまり美味しくありませんでした。おとなしくデパ地下で生ハムを買っておけばよかった…

 

で、このノンアルコールワイン(シードル)は一時間もたたないウチに一本あけてしまった。ただのリンゴジュースだったので、グイグイ飲めた。でもまたコレを買うかと問われば、微妙である。だってただのリンゴジュースだから。

 

早く統合失調症がよくなってお酒が少しは飲めるようになりたいです。統合失調症になる前は、ウイスキーやワインを飲みながらギターを弾いたり、歌を歌ったりしているとストレスの発散になりました。お酒は嗜む程度くらいでいいと思う。この間、会社の飲み会で酔っ払ったおっさんたちをみて、「ああはなりたくないな」と思ったからだ。本人たちは楽しそうにして何よりだが、シラフのコッチからしたらみっともねえなーと思ってしまう。いい年したおっさんがしょうもないことで盛り上がっている。酔っ払った人たちは、悪口などをいって人を傷つけるが、酔っ払っていたといことですませれることではない。酔っ払っていたからといって人を傷つけていいはずない。自戒を込めていうが…

 

余談ですが、統合失調症になってから酒もほとんど飲まなくなりました。結婚式や会社の飲み会とかでは、一杯目の乾杯で、仕方がなく飲むけどソレ以外では一切飲んでいない。会社の飲み会とかもほとんど断っている。統合失調症なので酒が飲めないといえば、許してくれる。酒を飲まなくたってなんとかなるものである。

 

いつから酒を飲むようになったのだろう。いつからビールが美味しくなたのだろう。子供のころ両親が飲んでいたビールを飲んでも美味しいとは思わなかった。本格的に飲み始めたのは大学生になってからだ。(20未満の飲酒は禁止されています)飲み会が楽しいと初めてわかった。同級生、先輩、後輩とかと飲むお酒は美味しかった。で、社会人になった。先輩社員と飲むことが1週間に1回はあった。毎週のように飲んでいた。家でも毎日飲んでいた。ビール、ワイン、ウイスキーとかを毎日飲んでいた。健康診断にも引っかかるくらい飲んでいた。で、そうこうしていたら統合失調症になっていた。それからはお酒をほとんど飲まなくなった。そのおかげで、健康になったのだが。

 

まあ、人とコミュニケーションの一種で、飲む機会があったら、最初の一杯だけのんで、あとはオレンジジュースを飲んでいる。オレンジジュースじゃねーか!とツッコまれたらスクリュードライバーです。と答えるようにしている。