こころのリハビリ日記

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

再会

復帰後の職場では、電話ごしの悪口に悩むものの、まあなんとかやりくりをしていた。この悪口もうつ病の症状のひとつであるらしい。精神科の先生からは、そう言われている。しかし、当時の俺はそうやすやすと信じられる精神状態ではなかった。周りから悪口を言われ続けている。そう思っていた。

そんな中、あるメールが届く。同期入社の一人であるCが、会社を辞めるので送別会の案内であった。差出人は、同期で一番仲の良いAであった。俺は、ぜひ参加したいところだが、彼女やBから嫌われているんじゃあないかと、そうメールを返信した。(彼女からも悪口が聴こえてきていたし、Bという同期も俺の悪口が聴こえた。電話ごしに聴こえた悪口はほぼBからの発言であった)

するとAから、そんなことはない、みたいなメールが返ってきた。そのメールを信じてみることにした。悪口を言われていたのは、俺の思い込みで勘違いだったと、そう思うことにしたのであった。精神科の先生や上司から言われてきたが、悪口は俺の幻聴だったのかもしれない、そんなことを思えるようになったのだ。

そして送別会当日、久しぶりに彼女やA、B、Cや他の同期と再会したのであった。そこで俺は驚いた。あんなに悪口を言っていたBが、まったく平然と接してきたのであった。やはり聴こえてくる悪口は幻聴だったのか。そして彼女は、俺に対して敵意をもっているのかと思えば、そうではなく、平然としていた。とは言え、2回も告白をしてフラれたコトには変わりはせず、俺にとっては、なんとなく気まずい感じがあった。しかし、彼女から俺に話すコトはなかったし、俺から彼女に話すことなど、なかったのである。うつ病の薬は、酒を飲んではいけないものを処方されていたのでノンアルコールの飲み物ばかり飲んでいたので、記憶はハッキリしている。彼女の方は、特に俺に対して何にも感じていないようだった。
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そうしているうちに、送別会は終わり、帰りの途につくのだが、彼女と俺は同じ方面で電車が同じだったのだが、別々の電車で帰った。気まずさを感じていた俺には有難かった。まあ、2回もフッた男と一緒に帰ろうなんて思わないだろう。しかし、この送別会で彼女やBからは、悪口や敵意といったものは何も感じなかった。俺は許されたのだろうか、それとも幻聴が聴こえていただけだったのであろうか。真実は今でもわからない。でも俺はこの送別会をキッカケにして、前も向きな思考を取り戻していく。