こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

休職中に婚活していることが会社にバレる

休職といえども、会社とは、自分などんな状況かということを報告する為に、部長、課長と面談することがあった。場所は会社の近くのファミレスや喫茶店である。

 
休職中に何をしているんだと、至極まっとうなコトを聞かれた。読書をしたり映画を観に行っていますと答えていたのだが、昨日は何をしたという質問に対して思わず婚活していますと白状したのであった。昨日はお見合いをしていました、へへへ、みたいな。そんなことしている場合ではないと怒られた。当然である。仕事を休職していて何もしていない状態(ちょっとしたニートみたいな生活を送っていた)にも関わらず女の子と会うとは何事かと怒られたのであった。うつ病を病気を治すというもっと大事なことがあるだろう的なことを言われた気がする。
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俺は、結婚相談所をやめる約束をし、その日の面談は終わった。彼女が出来ればうつ病が治ると思い込んでいたことから始まった俺の婚活はこうして幕を閉じたのであった。
 
いま思うと、無駄な時間と無駄なお金を使ってしまったとしか、いいようがない。女性と上手く話せるようになる為に、モテるマニュアル本やコミュニケーション術みたいな自己啓発本も読んだりした。

 

LOVE理論は、どちらかというと合コンとか日常生活で使うテクニックで、婚活におけるテクニックはなかった。LOVE理論は婚活理論ではなかったのである。 

 

LOVE理論

LOVE理論

 

 

なぜ、この人と話しをすると楽になるのか はコミュニケーションの本としては、タメになるようでタメにならない当たり障りのないことばかりが書いてあった。婚活で重要なメソッドはアリかナシかであり、この人と話しをして楽になったからといって婚活において、OKをもらうかどうかは別のハナシであった。

 

これらの本には、テクニックこそ書いてあったが、実際に相手と対峙したときに感じるキモチみたいなものに、全く触れていなかった気がする。褒めるとか、相手に常に気をつけるとかが書いてあったが、婚活で求められるものとは、少し違ったらしい。結婚相手として、ありかなしか、この二者択一の状況下において、褒めたり、気をつけたりしても無駄なのである。こういった本とか読んだが、全く良縁に恵まれることはなかった。婚活していて分かったのは、インドア派でアニメやゲームの話ができる女性だったら、話が盛り上がれることくらいであった。