富山駅で待ち合わせをしていた友人と合流して、昼食をとることにした。俺は富山県名物?の富山ブラックラーメンをリクエストし、元祖を謳っているお店に行くことになった。富山ブラックとチャーシュー丼を食べた。元祖を謳っているだけあって美味かった。そのあとはというと石川県の金沢へと車を走らせることに。友人曰く、富山県には何もないということだった。名所もなにもないのが富山県というところらしい。
金沢観光は、実は3回目なのだが、ひがし茶屋街にはいったことがなかったので、そこを目指すことに。駐車場はどこもいっぱいだったが、運良く止めることができた。そして、ひがし茶屋街へと歩いて行くことに。小京都と呼ばれる場所で、GWということで人がいっぱいいた。風情のある佇まいでいい雰囲気の感じがした。そこで、お茶屋に入って、お菓子と抹茶を頂くことになった、頂くといっても金を払ったけれども。まあどうでもいいですけれども。結構なお手前でした。
ツバメが茶屋街を飛び回っていた。それらがまたいい雰囲気だった。お土産屋さんもいっぱいあったのだが、荷物になるので、買わなかった。後で、金沢駅の近くにあるデパートでまとめて買うことにした。
デパートのお土産売り場で、会社で配る用のお菓子と家用のお菓子のお土産を買った。あと、オススメのお茶も買った。
その後、21世紀美術館にもいった。下記の写真は、プールの下に人がいるといったコンセプトのゲージュツ作品なのだろうか。シュールである。
この美術館には展示物がいくつかあって、個展ごとにチケットを買うみたいだった。GWだけあってチケット売り場にはすごい人の行列ができていた。しかしながら、この美術館は、タダで観れるスペースも存在するので、我々はそのタダスペースを観覧することに、映像作品が2つと、コンセプトがあるスペースが1つを観た。映像作品は、前衛的でよくワカラナイものであった。人が倒れたり、雨が降っていたりして、よくわからなかったなあ。アレらがいいと思うほどゲージュツを理解していない僕らは、ポカーンとするばかりであった。美術館を後にした我々は、金沢の繁華街に繰り出していった。大都市にありがちなものは大抵揃っていて、若者がたくさんいた。友人は富山県では見れない光景だといっていた。じゃあ富山県の若者が何処にいるのかというと、イオンモールかアウトレットにしかいないらしい。地方都市の現状というヤツなのか、マイルドヤンキーというやつなのか。あと、ナゼか金沢のアニメイトに行った。大学時代はわりとオタクだったので、懐かしかった。大学生だった頃は、京都アニメーションのアニメが大ブームだった。涼宮ハルヒの憂鬱、らき☆すた、けいおんとか、大学生の頃は、これらのアニメに夢中であった。あと金沢のアニメイトと同じビル内にメイドカフェがあった。本場(秋葉原)を知っている者としては、なんだかちゃっちい感じがしました。イヤ、あくまで俺の主観ですけれども。
そんな金沢観光が終わり、富山に戻ることになった。富山の地酒をお土産にしたいというリクエストをした。そんで俺が連れてこられたのは、なんとお土産屋さんではなくて、リカーショップである。まあ、なんということでしょうか。ある意味、地元のオススメというヤツであろうか。そこで日本酒を父親に買うことにした。ハズレのないチョイスを友人から教えてもらった。
そんで、後は夕食ということなんだけれども、俺は魚料理をリクエストした。ナゼなら日本海の魚を食べてみたくなるのが、人情というものである。お店は、予約をしていなかったので、1件目のお店では満席で断られてしまった。2件目のお店では、カウンター席であったが、入ることができた。友人はクルマの運転があるので、ノンアルコールビールで、俺は運転しないので、生ビールを頼んだ。ここからの記憶は、結構飲んでしまったのでアヤフヤである。いつも反省するのだが、エラそうなことをアーダコータといってしまう性格というか、酒グセの悪さがあるので、今回もご多分に漏れず、やらかしてしまった。まあ反省しても、どうしようもないのだけれども。そのあと、富山にある日本一美しいと言われるスターバックスに行くことになったのだが、その美しさというものが、分からないほど、辺りは真っ暗であった。
そして10時半くらいに店員さんからもう閉店なので、と言われて店をでることに。その後、自分が泊まるホテルまで送ってもらった。再会の約束をして別れた。
こう振り返ってみると、行って良かったと思える旅行だったと思う。今年のGWはやることがなくてヒマだったので、ふるい友人に会いにいくという思いつきだったのだが、友人はおもてなしの観点からいうとパーフェクトなおもてなしであった。食べたいものも、食べれたし、行きたいところも、ほぼ行けた。こんな友人を持って、俺は幸せ者である。ヒマだからといって突然会いにきた人に、ここまでしてくれる人はそうそういない。持つべきものは、友である。