こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

統合失調症になってみての感想

今では、だいぶ治ったが、発症した当初はどこへいっても気分が沈んでいた。当時を思い出すと今でも涙が溢れ出すことがある。溢れ出す時間帯は、通勤途中だったり会社で仕事中だったり朝、起きた時だったり。イヤなことがフラッシュバックする。イヤなことは、忘れることに限るが、備忘録として残しておく。

 
まず、1番辛かったのは周りからの悪口だ。後ろから横から四六時中聞こえてきたのであった。それで会社にいくのがイヤになった。みんなから嫌われていると思った俺は、当時の職場にいくことができなくなった。職場を別の事業所に変えてもらった。そこでは、悪口は聞こえることはなかったのだが、徐々に働こうとする意欲がなくなっていった。どうして悪口を言われる職場にいかないといけないんだろうと思っていた。この悪口は統合失調症のものをかもしれないと、最近になって思えるようになってきたと思う。ても、確かに体験したのだ、悪口を周りから四六時中、言われていたことは。
 
しかし当時は働こうとする意欲はあったのだが、今ではほとんどなくなっている。働こうとする意欲がないのだ。働こうとする意欲がないのは以下の厚生労働省のホームページ統合失調症|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

 

治療により急性期が徐々に治まっていく過程で、現実感を取り戻す時期でもあります。疲労感や意欲減退を覚えつつ、将来への不安と焦りを感じます。周囲からは結構よくなったように見えますが、本人としてはまだ元気が出ない時期ですので、辛抱強く待つ姿勢がよい結果を生みます。

とある。

俺は今、回復期になっているのだろうか。将来が不安だ。会社にも統合失調症になってしまったと報告してある。最初はただのうつ病だったのだが、薬局でらもらう薬の効能を見ると統合失調症を抑える薬になっていった。今ではアレは、俺が体験したことは統合失調症だったのかもしれないと客観的に見ることができるようになった一方で、アレは体験として俺の脳に記憶に刻まれている。だから悪口を言っていた人たちとは、まともに話すことができない。