うつ病、統合失調症と診断されてから職場に復帰するまで

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

自分の考えが周りに聞こえている

一昨年の12月から昨年の4月くらいまで悪口が聞こえてきた。直接言われたわけじゃあないんだけど、みんなが噂をしているように感じた。自分の考えが周りにバレているみたいだった。あいつ意味わかんねーとか、あいつは童貞だとかいろいろ俺に関する悪口が聞こえてきた。上司に相談すると、君の悪口など聞こえてこないという。しかし聞こえてくるものは仕方がない。

 

悪口の内容は、俺がある女性に対して悪いことをしたというものである。俺は、その女性にモーションをかけたり、食事に誘っていたり、告白したりした。なぜならば、声が聞こえてきたからである。その女性と付き合わなければならない。そんな声が聞こえてきたのであった。どうしたらいいのかわからなかった。何故ならなば俺は彼女がそこまで好きというワケではなかった。でも付き合わないといけない。そんな声が聞こえてきていた。

 

その声は、ある特定の人たちから発せられる。個人が特定できるくらいハッキリした声だった。仕事に集中ができないので、人事部に相談した。そうしたら、人事部から注意をされたのかは、わからないがヒソヒソ声になって悪口が聞こえてきたのでった。

 

悪口の内容は、俺が悪いみたいな内容で、四六時中聞こえてきた。ヒソヒソ声で。俺に対して謝らせるだの、坊主にするだの、ちがう部署に異動させるだの、いろいろ聞こえてきた。まるで俺の思考が周りにバレているかのように。

 

ああ困ったゾと思ったこと全てに対して周りから悪口が聞こえてくる。周りに俺の思考がバレている…そんなことは当時思っていなかったが、今、省みると思考がバレているみたいな幻聴に苦しめられていた。

 

街を歩いているだけで、周りから悪口を言われている幻聴に苦しめられた。なんだあいつとか、そんなところ歩くんじゃねえとか、邪魔だとか、そういったことが聞こえてきた。精神的に落ち着くことができなかった。悪口ばかり言われていた。

 

こう書くと気づいたのだが、悪口というか、俺に対しての意見が聞こえてきたのであった。俺が女性にヒドイことをしたということである。若い人だけでなく、おっさんもいろいろ悪口を言っていた。女の子をなかせちゃあだめだよとか。俺が悪いのか。

 

悪口に耐えられなくなった俺は、事業所を変えてもらった。そこでも悪口のようなものは多少ではあるが、聞こえてきたのであった。なんでアイツがいるんだとか。おかしくなったとか。

 

そして、休職を経てもとの事業所に戻ることになったのだが、そこでは悪口はもう聞こえてこなくなっていた。俺が執着していた女性も退職していて、いなくなっていた。

 

あんなに悩んでいたのは、なんだったのだろうか、考えても仕方のないことなのかもしれない。メンタルがやられたのは運命だったのか。女性にフラれてメンヘラになっちゃったよ。フラれたことは、そこまでショックなことではなかった。…といえばウソになる。ごめんなさい。ショックでテンションが物凄く下がった。長渕剛のキャプテンオブザシップという曲を聞いていたら元気になりましたけれども。

Captain of the Ship

Captain of the Ship

  • 長渕 剛
  • ロック

 

悪口や俺に対する批判は、今思えば統合失調症による症状だったのかもしれない。被害妄想というヤツかもしれない。会社にいくのに疲れてしまった。あんなに悩んでいたのはなんだったのだろうか。いまとなっては、よくわからないことで悩んでいたのだ。

 

周りも俺に対して思考を盗聴していた状態であったのか。もう、よくわからない。この統合失調症という病気もまだ治ってはいない。悪口は聞こえなくなったが、今度は気力がでない。朝、目覚めて会社に行こうとするのだが、行く気にならない。会社を休んでしまう。無気力だ。今は無気力と戦っている。何もする気にはならないのだ。朝早く起きても何もする気にはならない。この無気力感がなくなった時、病気は治るのだろう。