こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

経過報告

経過報告をしていくことにする。アルジャーノンに花束をという本みたいに。

 

 

 

アルジャーノンに花束をは、経過報告という形で物語が描かれている。最初は幼稚な文章だったのだが、どんどん知性をつけていくのだが、手術の経過とともにまたどんどん知性が落ちていく話しだ。知的障害の話なのだが、これを自分に置き換えて、うつ病統合失調症の経過報告としたい。

 

今はだいぶ落ち着いてきた。一年と半年前から比べると段違いに落ち着いてきている。当時は、会社で嫌われていてどうしようかと悩んでばかりいたのだが、今ではそんなことを気にしなくなった。人に嫌われるのは悲しいことだが、仕方のないことだと思うようになった。悪口などどうでもいいのだ。あと、悪口を言っていた人たちはみんな会社を辞めていった。ある人は留学で、ある人は転職で。もう悪口を気にすることはなくなった。どうでもいいのだ。悪口など。考えてみれば、どうでもいいことで悪口をいわれていた。私にとっては、どうでもいいことだ。精神科の先生には、思い違いだろう、と言われた。確かに私の思い違いだったのかもしれない。どうでもいいことで悪口をいわれていた。でも許すことはできない。言われた悪口は一生忘れない。それが私の聞き間違いだったとしても。

 

今では、少しずつではあるが、社会復帰しつつある。一年と半年前は、外にでるのも億劫だった。会社も休みがちであった。悪口が聞こえてきていて。そのことを思い出しては、涙していた。前は悪口のことばかり思い出していた。あの人たちは、四六時中、私の悪口を言っていた。私は頭がおかしくなった。悪口が聞こえてきていて。幻聴が聞こえてきていたのだ。どうでもいいことだ。幻聴だろうが、本当に悪口を言われていようが。私の好きな人たちに悪口を言われなければいいのだ。自分を助けてくれる人たちに感謝して、その人たちの為に働こう。どうでもいい人たちのことは、気にしないことにした。考えてもしかたがない。