こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

過去との向き合い方

会社には行けている。幻聴も聞こえない。一番の悩みであった人間関係も良好だ。苦手な人はみんな辞めていった。こう言ってはなんだが助かった。

 

わたしの記憶では、悪口を大声で言われていた。この悪口というのは幻聴なのだけれども。幻聴だとは思えないくらいリアルで本当に話しているみたいだった。悪口はわたしのことを非難するような内容だった。

 

その悪口に対して、何もしなかった。もし、何か言っていたり、怒鳴ったりしたら今の居場所はなかった。何もしないという選択をした。でも、当時は幻聴だと思えなかった。本当に悪口を言われているものだとしか思えなかった。今では幻聴だったのかもしれないと思えるようになった。

 

幻聴に対して何にもしなくてよかった。きっと人間関係も壊れていただろう。あの頃は、自分が病気になっていると認識ができなかった。わたしは病気だと認識したのは発症してから半年過ぎたくらいにやっと自分が病気であると認識した。

 

病気になったのは仕方がない。もし、あの時、ああしていれば、なんて考えても仕方がない。今からどうするかが大切だ。仕事もプライベートも前向きな気持ちでのぞみたい。過去にとらわれても仕方がない。未来に向かって進んでいく。まだ30歳だ。なんどでもやり直せる。