こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

クリスマスイヴの約束

周りの声で、すっかりその気になってしまった俺は、彼女をクリスマスイヴの日にディナーデートに誘った。結果はOKだった。場所は北千住にした。そしたら後輩の女の子も連れて行くと彼女が言った、いきなり二人だと気まずいからであろうか。と、俺は思い三人で行くことを了承した。

 
お店の予約をしてくれということだったので、俺はお店を予約して当日を楽しみに待っていた。そんなこんなをしていたらあっというまに当日を迎えることになった。
 
会社で彼女にあったらマスクをしていた。嫌な予感がする。彼女に話しかけるとどうやら風邪を引いているらしかった。彼女は、大丈夫といっていたが俺は彼女を気遣い、お店をキャンセルした。
 
お店のキャンセルした後、彼女と後輩の女の子がごめんねと謝りにきた。俺は、そんなことより体調をもどしてね、ハッピークリスマスといった。後輩の女の子と彼女がヒソヒソと何か俺のことについて話していて、また気になってしまった。
 
予定がキャンセルされ、特にする事がなくなった俺はギターの語り引きで、ジョンレノンのハッピークリスマスを歌った自撮りした動画をラインで彼女に「体調は大丈夫?コレを見て元気を出してね!」というメッセージを送った。彼女からは、ギターうまいね、みたいなメッセージがきた気がする。

Happy Xmas (War Is Over)

Happy Xmas (War Is Over)


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翌日、ギターが上手いねと話しかけられた。俺は、すこし恥ずかしくおもったので、まあね、と軽い感じに返事をした。
 
そんなこんなで会社の自分の席で仕事をしていると、彼女がヒソヒソ声で何かを話しているのが聴こえてきた。彼女が話しているのは、また別の同期の男だ。反応がないみたいなことを話していた。彼女が俺のことについて相談しているものだと思い込んでしまった。あの頃の俺は、気にしなくていいことに対して過剰に反応していた気がする。(今思うと、ヒソヒソ声がうつの症状だったのだ)