そういったことを書いてくれた復職診断書をかいてくれた。それを会社に持っていった。とりあえず、時間短縮で働くことは許可されたのである。
こうして、元の職場に復職した。うつ病が発症してから、おおよそ一年近くをかけて戻ったのであった。これで社会復帰したぞ、と思ったのもつかの間、また会社にいくのが辛くなってきたのであった。理由は、朝、起きた時や通勤途中に悪口をいわれていたことがフラッシュバックし、会社に行く気をすっかりなくしてしまうのである。
始めの間は風邪を引いてしまっただのしょうもないウソをついていたが、途中から本当のコトをいうことにしたのであった。本当のコトとは、悪口を言われていたコトがフラッシュバックするということである。
上司も、無理をしなくてもいいので、休んで、いいということだった。会社にはいこうとするものの、足や意志がついてこないのであった。