その証拠に、俺に悪口を言っていた人たちは、どこか俺によそよそしく接してきているのだ。悪口を言っていたに違いない。
しかし、上司にいくら訴えても、帰ってくる答えは、悪口など聴こえない、幻聴だという。社内の誰もがそう言ってくる。会社の組織的なイジメにあったのに、俺一人の幻聴であり、被害妄想であるということにされてしまった。
コレだけ書くと、俺の被害妄想かと思われる方もいるかもしれない。俺が悪口を言われていたのは、一年以上前の出来事なので、真実はもう埋もれてしまい、わからなくなってしまったのだ。
悪口を言われていようが、言われてなかろうが前に進まなければいけない。しかし、俺にとっては、耐えられ難い過去であり、今でもその体験がフラッシュバックし、精神的におかしくなるのだ。精神的に落ち着かない状態なので、会社にも出社できない。かれこれそんな状況が1週間程続いている。
主治医の先生にいくら訴えても、精神安定剤の種類や量が変わるだけだ。一体何を信じればいいのだろうか。