こころのリハビリ日記

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

本屋

駅前には本屋とツタヤがあり、そこでカルチャーを得ていた。漫画、雑誌、映画、音楽をそこから吸収した。しかし、時は流れて2020年、ふたつとも見事に潰れた。コロナだけではなく、サブスクリプションが普及したからだろう。アマゾンには読み放題や電子書籍があるし、音楽はSpotifyがあるし、映画はNetflixがある。しかも自宅のテレビでわざわざセットしなくてもスマホでどこでも気軽に見れる。まあ、行かないと潰れるよね。

 

ところが、昨日、食後のウォーキングをしていたら潰れていたはずの本屋に灯りが。本も本棚に並んでいる。復活したのかと思ったが、何かがおかしい。話題の本があるわけでもなく、値札も280円とえらく安い。そして少し汚い。そう、本屋は古本屋になっていたのだ。繁盛しているわけでもなく客もまばらだ。

 

小さい頃、お年玉をもって初めて漫画を買った。コロコロコミックスーパーマリオくんという漫画をかった思い出がある。そんな思い出の本屋がこういう形だけど残ってくれるのは嬉しいような、悲しいような。時代の流れだろうか。

 

もう、本はほとんど電子書籍で読むようになってしまった。ブルーライトがまぶしいが、あの便利さに叶うものはない。紙の本で読むときは読書ライトでかろうじてみれるが、電子書籍の明るさにはかなわない。

 

アマゾンやNetflixAppleアメリカ資本だし、産業がどんどんアメリカに溶けていく。このコロナでいくつ街の本屋が潰れたんだろ。今はあまり行かなくなったラーメン屋も潰れていた。 景気がどんどん悪くなっていく。