こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

サヨナラも言えずに

2回も告白をして、その事に関して聴こえてくる悪口によってうつ病になってしまった。告白したのが周りにバレていたのだろうか。うつ病は、いまでも診察に通っていて、一生治ることはないのかも知れない。うつ病と診断され、会社に行く気力も無くなった俺は5ヶ月程、休職した。その間にも、ツキイチのペースで上司との面談はあったのだが、そこでは休職中に何をしているのか、会社で何があったのか、という話とかをしていた。

ある日、上司との面談で衝撃のコトが告げられたのであった。俺が2回も告白をした人が退職したとのことだった。その日は混乱していたので、自分の中でうまく事実を受け止めることができなかった、が、しかし正直な話、気まずい関係があったのが、もう気にしなくていいので、どちらかといえば、俺にとってはありがたいコトだった。

2回も告白して、フラれた人とはいえ、同期で何回も飲みにいった仲間でもあったので、せめて送迎会やお別れの挨拶のひとつでもしたかったのだが休職中の俺は、そんなことを知る由もなく、ただただ無気力に過ごしていたのであった。

でも、もしあの人に最後の挨拶をしたとしても、何を話せばよかったのかもわからない。結果としては、何も言わずに別れたことは、よかったのかもしれない。もう、会うコトもないだろう。さようなら、好きだった人。