こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

苦手な人たち

苦手な人たちがいる。私の悪口を言っていた人たちだ。厳密にいうと悪口というのは幻聴のことだ。幻聴は知っている人の声で聞こえてきた。幻聴の内容は、私を非難したり嘲笑するものなどが聞こえてきた。それに対して私は何もしなかった。まぁ、何もしなかったから今があるのだけれども。もし、幻聴に対して何かアクションをしていたら、社会復帰はまだできていなかった。おとなしくしていたからこそ今がある。

 

今では幻聴は聞こえなくなっている。しかし幻聴で私の悪口を言っていた人たちはなくなったわけではない。その人たちと話すこと(仕事で)は、少し緊張する。また何か言われるんじゃないかと不安になる。仕事なので仕方がない。

 

悪口を言っていた人たちと仲良くしようとは思わない。しかし、仕事が絡む以上、話さないといけない。必要最低限の挨拶くらいしかできない。悪口が統合失調症のものだったとしても、あんなに悪口を言われていた。

 

ある程度、自分の中で折り合いをつけないと前に進めないことはわかっている。悪口を言われていた過去ばかり気にしている。いつの日か前を向けるようにしていきたい。

 

悪口を言っていた人たちに対して怒りとかムカついているといった感情はない。ただただ怖いのだ。悪口を言われてなにか言われているんじゃないかと思ってしまう。会社の広いフロアで遠くから声が聞こえてきた。今はフロアが少し狭くなったので遠くから悪口が響いてくる感覚はなくなった。遠くから複数人で私の悪口をいって嘲笑しているのが聞こえてきた。思い出すだけで涙が出てくる。哀しい出来事だった。今はなんとか社会復帰してフルタイムで働くまで回復した。昔のことなど気にしたって仕方がない。今が大事なのだ。未来に向かって生きていく。