こころのリハビリ日記プラス

精神病とのちょっとした闘病記みたいなものです。

東京

今は統合失調症の症状はほとんどない。しかし、たまにおかしくなることがある。焦燥感みたいなものを感じることがある。悪口とかも聞こえてこなくなった。環境が変わったからかもしれない。前は違う場所で働いていたのだが、今年の4月から東京で働いている。前の場所は北関東にあり、神奈川に住んでいる私にとっては毎日の通勤が辛かった。通勤に2時間もかかっていた。始発でいって終点で降りるということをやっていた。終点でお尻がいたくて仕方がなかった。今年の4月から東京になった。北関東の頃は、通勤中に統合失調症だった頃の記憶がフラッシュバックして、会社に行かなくなることがあった。記憶は、周りから悪口を言われていた頃の記憶である。みんなから嫌われていると思い込んでいたので、他者とのコミュニケーションがとれなかった。挨拶するのもできなかった。悪口を言われる気がしたから。

 

職場が東京になってから悪口が聞こえなくなった。陰口は知らないけど。東京になって変わったことは、①通勤時間が半分になった。②会社が東京なので帰りに寄り道することができるようになった。③キレイなオフィスになった。まぁおおまかにいうとこんなところかなあ。兎に角、東京になってから調子は良くなってきている。

 

東京には楽しいところがたくさんある。最近はブックカフェ巡りをしている。買った本と美味しいコーヒーがあれば何にもいらない。こないだ、あるブックカフェにいったら、キレイなお姉さんがビールを飲みながら本を読んでいた。かっこいいな、と思ったのだが、私は服用している薬とアルコールは相性が悪いので、ビールを頼むのはやめた次第です。いつか病気がなおったらビールを飲みながら本を読みたい。

 

今日はどこに寄り道をしようか。東京には、楽しい場所がたくさんある。友達や恋人がいなくたってひとりで楽しめる。そんなことを考えている。